ドクターマーチン(Dr.Martens)の歴史、着こなし方とは??
どうも!ファッション好き学生Yです。
今回はロックや、パンクミュージックのファンはもとより、現在一般層からの支持も高い定番のブーツブランド「ドクターマーチン」にフォーカスして知られざる歴史や魅力を紹介します!
目次
- ドクターマーチンとは?
- 医師であるクラウスマーチン氏が生み出したきっかけとは?
- 製品化するまでの経歴
- ドクターマーチンのトレードマークの誕生
- イギリスで大ヒット
- ロックスターにも愛されるようになった
- 2000年代に展開する販売方針
- ドクターマーチンのホワイト社製品とは?
- ホワイト社製とAir Wair社製のドクターマーチンの違いとは?
- 代表的モデル「3 EYE GIBSON SHOES」
- ドクターマーチンの着こなし術
- 最後に
▪ドクターマーチンとは?
1945年にドイツ軍に属していた医師のクラウス・マーチン氏の手によって生まれたブーツブランドのがドクターマーチン。
なによりもエアークッションの効いた「バウンジングソール」が特徴で、1歩足を踏み出す度にまるで飛び跳ねるような感覚になります。さらに靴底を一周するように施されたステッチが印象的なデザインが特徴となっています。
ドクターマーチン(Doctor Martens)が正式名称ですが、Dr.Martens、Doc Martens、Docs、DM’sなどと略されることがあります。
▪医師であるクラウス・マーチン氏が生み出したきっかけとは?
第二次世界大戦中、ドイツ軍に属した医師であったクラウス・マーチン氏ですが、1945年の休暇中にバイエンル地方のアルプス山脈にて、スキーを楽しんでいる最中に足首に怪我を負ったことが、ドクターマーチン製作のきっかけだったと言われています。
彼は怪我を負った足と、軍から支給されたブーツは全く適さないと気づき、怪我から治癒するまでの間、ソフトな革とエアーを充満させた靴底を用いたブーツの改良案を設計しました。
マーチン氏が実際にブーツを生産する段階に進むのは、戦争が終戦を迎えた頃になります。ドイツ人による都市からの貴重品略奪が始まったとき、マーチン氏は靴屋の店から革を略奪したのです。
手に入れた革と独自開発したエアークッションソールを組み合わせ、自身の手によってドクターマーチンの原型となるブーツが製作されました。
▪製品化するまでの経歴
マーチン氏は1947年にドイツのミュンヘンで、大学時代の古い友人であるハーバート・ファンク氏に再会したことから、事業としてブーツを展開していきました。
ファンク氏はブーツのデザインに興味を持ち、二人はドイツ空軍の飛行場から廃棄されるゴムタイヤを材料として、ドイツのゼースハウプトで事業を開始したのです。
エアークッションによる快適さが売りのブーツは、主婦層の間で人気を誇りました。事業開始からの10年間、売上の80%は40歳以上の女性が占めていたという。事業は成功し、1952年にはミュンヘンに工場を持つほどまでに成長したのです。
ハーバート・ファンク氏(左)とクラウス・マーチン氏(右)
▪ドクターマーチンのトレードマークの誕生
イギリスのノースハープトンシャーという小さな町で、1901年より家族経営による丈夫な靴を製作することで有名だったBill Griggs氏のシューズメーカーR. Griggs Group Ltd.が存在しました。
1959年にGriggs氏は、マーチン氏が立ち上げた事業に注目し英国での靴製作の特許権を買い取ったことから、イギリスへの展開が始まりました。
Griggs氏は名称を英国化し、よりブーツが足にしっかりとフィットするようにカカトを細く設計。トレードマークである黄色のステッチを施し、靴底をAirWairとして商標登録しました。
▪イギリスで大ヒット
イギリスで発表された最初のドクターマーチンは、1960年4月1日でした。片側8個のシューレースホール、チェリーレッドカラーのナパ革を使用したデザインで発売。
当時、郵便屋、警察官、工場労働者などの間で人気を博したのです。1960年代後半には、黒人運動や反体制の象徴であるスキンヘッズという団体に、ドクターマーチンのブーツは注目されます。
この影響により、当時の英国ではチェリーレッドのブーツ=ストリートギャングの象徴的スタイルとなったのです。所謂、「スキンズスタイル」ですね。
ブーツを履くスキンズ達
▪ロックスターにも愛されるようになった
1970年中頃、ドクターマーチンのブーツはイギリスのパンクロックスターの間で人気となります。パンクのファンもまたドクターマーチンのブーツを履くようになったのです。
これを機会に、ドクターマーチンのブーツと靴は、若者のサブカルチャーとして人気を集めることになります。
ドクターマーチンの名前はアレクセイ・セイルの歌の題名としても使用され、日本でホンダ・シティのCMとして扱われるほどの有名バンド「マッドネス」のCDボックスセット「The Business」のカバーアートにも登場しました。
▪2000年代に展開する販売方針
2003年4月1日に、ドクターマーチン社はイギリス国内での生産を中止し、1000を超えるイギリスの職を奪いました。
それ以降のドクターマーチンの製品は全て「メイド・イン・チャイナ」「メイド・イン・タイランド」となったのです。
この変更に伴い、2001年1月から提供されていたベジタリアン御用達の非皮革製品の生産が終了し、本革のみの商品展開が行われてます。
非革製品の販売中止をきっかけに、ドクターマーチンと同様の非革製品を作っているAirseal lineがベジタリアン御用達のシューズメーカーとなりました。
また、ドクターマーチンが一般大衆に受け入れられ始めた影響もあり、多くのパンクロッカーやスキンヘッドも、GrindersやGripfast、Rangersといった競合ブーツ生産メーカーへと、ドクターマーチンから関心を移しているようです。
▪ドクターマーチンのホワイト社製品とは?
ドクターマーチンには、Air Wair社製とホワイト社製の商品が一時期混在していました。
ホワイト社のドクターマーチンの特徴として、トゥ(つま先)部分の丸みが有り、Air Wair社と競合していた時代もホワイト社の方がやや人気が高かったのです。
しかしその反面、Air Wair社の製品のほうがやや精度が良く、梱包箱が綺麗でした。特にシューズボックスにおいて、ホワイト社はダンボール製の無地の箱で、横に一枚ラベルが貼って有るだけという簡素なものだったようです。
ホワイト社製のドクターマーチンは1990年代終盤頃に製造中止になってしまいました。
▪ホワイト社製とAir Wair社製のドクターマーチンの違いとは?
Air Wair社製とホワイト社のドクターマーチンを比較した時の大きな違いを挙げると、
・「ホワイト社の製品はタグが「DrMartens」になっていること」
・「サイドに有るマーチンの刻印が無いこと」
・「トゥ部分の丸みが有ること」
・「紐が丸紐ではなく平紐であること」
・「インソールの刻印のデザインが違う上に文字が金色であること」
・「トレードマークのイエローステッチが使用されていない」
モデルによって誤差はありますが、以上の点がAir Wair社製との特徴的な違いである。ホワイト社製の特徴を参考にしたインソールに刻印のない模造品も出回っています。
▪代表的モデル「3 EYE GIBSON SHOES」
「1460」のブーツモデル発売の翌年1961年4月1日にデビューし、「1461」と名付けられたドクターマーチンの定番とも言える3ホールシューズです。英国ではかつてポストマンシューズとしても活躍しています。トレードマークのイエローステッチが存在感のある一足となっています。定価は23,000円ほど。
▪ドクターマーチンの着こなし術
最近、日本では若者の間でも人気を博しています。その、人気の着こなし方の一部を紹介します。
今回は多くの人が愛用している先程紹介した代表モデル、「3 EYE GIBSON SHOES」を着こなしたコーデを紹介します!
まずはスーツとの着こなし!ドクターマーチンはもちろんスーツとの相性も抜群です。
続いてはコートとの着こなし。スーツと同じくらい相性抜群と言ってもいいでしょう。
更に、このようなカジュアルな服装にももってこいなのです。細めのパンツでキュッと全体を引き締めるのでも、緩めのパンツでダボッとキメるのも最高です。
▪最後に
つまり、どんな服装にも似合うと言われ、最近の日本でも高い人気を誇っているのです。
みなさんも一足手に入れて着こなしてみてはどうでしょうか?ほんとに何にでも相性抜群です☺️
半額の値段で売られてるのでぜひ
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